日々、全国からたくさんのご注文をいただき、ほんとうにありがとうございます。
「原さんがあの人懐こい笑顔で語りかけてくるような珠玉の批評集……」
「かつて読んだ『世直し教養論』と同じ声、原先生が無防備に見えるくらいに「本音」を語っておられる声がして、内容は現代日本に対する批判であり、ときには嘆きであるにしても、読みながら心が穏やかになります……」
そんな風に受け取って下さった方がたからのお便りに感激し、届けられてよかったという思いを強くしています。
先日、私にぜひ読んでほしいと、ウルフを贈って下さったお友だちがいて
(かの池澤夏樹さん編集の新しい、美しい全集なのですが♡)何気なくSNSで呟いたら
私たち夫婦の長年のソウルメイトである、ベルギー時代の友が
「ぼくも今週から The Lighthouseを読み始めたところだよ!」とすぐにコメントをくれて
嬉しい偶然と、距離を越えたたしかなつながりに思わず笑みがこぼれました。
……高い秋の空を見上げていたら、次に活字にしたいものがだんだんと形を成してきました。
企画が通りやすいのは、ひとり出版社のよいところ?です。