今年4月のアーレントの『革命論』待望の新訳に続き、森一郎さんがこの度、ご新著 「アーレントと革命の哲学 『革命論』を読む」 をみすず書房より刊行され
記念すべき大著のあとがきに、ありし日の原宏之との交流についても記して下さいました。
何と光栄なことでしょうか!
原は「後期近代の哲学❶ 後期近代の系譜学」の 第2章 デモクラシーとはなにか でアーレントに多くのページを割き考察しています。
もしもアーレントと対話できたならば、双方の勘違いに気づきながら、根底では同じ理念を抱いていると思えばこそ、頻繁に言及するのである。
執筆中も必ず手の届くところに森さんからのたいせつなお手紙やご著書を置き、絶えず励まされていました。どれほど喜んでいることかと思います。心よりお礼を申し上げます。