300年読み継がれる本
少しの近況

少しの近況


いつまでも続く夏の暑さに辟易していたけれど、不意に飛び込んできた澄みきった虫の歌に、風の香りに秋を感じました。

4月刊行のバルト論『〈新生〉の風景』をたくさんの方に手に取っていただき、あつくお礼申し上げます。

つい先日は、「ル・シネマで見ましたよ!」とある先生から嬉しいお知らせをいただいたり。

『ラプサンスーチョンと島とねこ』を何度もリピートしてくださる書店さんがあったり。

書くことこそが生きることだった原宏之の、作品が長く読まれることでその心が息づく。感謝の思いでいっぱいになります。

そして現在は……

原宏之の系譜学、とでも言うべきか?さらに時を遡った作品を準備しております。

「原の本ばかり作っている奥さん」(笑)はこれで一区切りとなる予定なのですが

文学と出会う瑞々しい喜びに満ちたその一冊には、これまで2作品に素晴らしい詩やお言葉を寄せてくださった管啓次郎さん同様、つながりに導かれ、望外のすてきな方が解説文を書いてくださいました✨

来月頭くらいに、より詳しくお知らせできればと考えています。

(やや専門的な作品になりますが)ぜひとも、2冊並べていただきたいなぁと願っています!

毎日思わず笑みがこぼれるほど仲睦まじい、ねこ息子たちの可愛さに励まされてがんばります。

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