刊行から1年。「猫の日フェア」への参加などをきっかけに、『ラプサンスーチョンと島とねこ』を新たにご注文いただくことが増えました。全国の書店さま、平九郎と大さんと出会ってくださった皆さまに、ありがたい気持ちでいっぱいです。
先般上京した際には、高円寺のそれはすてきなこだわりの書店 Amleteronさんにお邪魔し、店主のアマヤさんに、折しも原画展が行われていたやまぐちめぐみさんの魅力や、坂本千明さんの繊細な作品作りについての貴重なお話をうかがうことができました。
その日に坂本千明さんが『ラプサンスーチョンと島とねこ』をお求めくださるという光栄なできごともありました。そもそも、自分の周りにパレスチナのことをちゃんと知ってもらいたいという思いで、坂本さんが描き、お忙しい身にもかかわらず日々働きかけを続けていらっしゃる猫のアイーダ(の美しい絵葉書とシール)を Amleteronさんに注文したことが訪問のきっかけでした。
☟こちらは坂本さんが読後ご紹介くださった Instagramの投稿です。
ようやく活字が脳にとどまってくれそうになってきた。ので『ラプサンスーチョンと島とねこ』(原宏之/書肆水月)を読んだら、案の定ボタ泣きであった……
坂本千明(@chiakisakamoto)
こんなにも深くずっしりと、へいちゃんと大さんとひとときをともにしてくださったことに感激しています🙏 ありがとうございました!
原宏之はもともと、どっぷり人文書、思想書📚の人間なのですが、ねこの本を手がけたことでその人となりを知っていただけたり、アマヤさんのようにほんとうにこまやかな接客をしていらっしゃる書店さん、さまざまなジャンルで素晴らしい作品を生み出している作家さんたちとの思わぬ交流が生まれたりして
お空のふたりもとっても喜んでいると思います。小さな本ですが、生きものを愛する、寂しさに沈んでいる誰かの心をこれからも温めることができますように✨